制作日記(blog)
『007』と私
映画『007』と私。
私は、学生の頃、Swatchの悪役をイメージした時計のカタログを(『007』に興味はありませんでしたが)なぜか、クラスメートに「あげるよ」と言われて、もらいました。
カタログには、当時、『007/慰めの報酬』(2008)までの時計が掲載されていました。
とても美しくて、悪役をイメージした時計のデザインや造形の意味を知りたくて、22作までのシリーズを一気に鑑賞しました。
2日に一作ぐらいのペースで観ました。もはや、その時は、『007』祭りでした。
そうすると、映画『007』について、話の舞台、音楽がステキとか、歴代の俳優さん、時代背景、敵役の個性など違いがわかってきました。
カタログの時計の意味がわかりました。
さらに、他の『007』のパロディ映画の意味もわかり、星の数ほどあるいろんな映画がより、楽しくなりました。また、なにかしらの話題にもついていけるようになりました。
その後の、新シリーズが出る度に『007』を観ています。あーだこーだ、言ってます。
そして!!さっそく、10月になり、最新作の映画『007:No Time To Die』を鑑賞しました。日本文化がちょいちょい入ってくるんですが、能面を被った殺し屋がヌーっと出てきて、怖かった。
でも、怖すぎると何故か、同時に、笑っちゃいます。
…これ以上の映画全部の感想は、ネタバレを含むので控えます。
というわけで、一冊の時計のカタログによって、私は、映画『007』のシリーズを全部、鑑賞しました。同時に、何かを作ること、鑑賞することの意味も、私なりに考えました。
映画『HOKUSAI』を観ました。
映画『HOKUSAI』を観ました。
青年期の話は、歌麿と写楽が出てきて、北斎の絵師としての苦悩、蔦屋の旦那の言葉がよかった。
この映画では、江戸は自由が限られている様子が描かれていました。
…今は身分とか関係なく、そもそも表現への挑戦に恵まれていてありがたいなと思いました。
沢山、大事なことが描かれている映画でした。