制作日記(blog)
2021-09-21 22:06:00
私が汚した画集の話〜私と江戸琳派と夏秋草図屏風との出会い〜(前編)
読書の秋。
この本は、私の持っている本で大切な本です。
この本は、琳派の酒井抱一の画集。
数年前に、日本美術で琳派っていいなと思い、なんとなく手に入れた本です。しかし、買ってすぐ汚しました。
私は、うっかり、塗料の容器のフタをちゃんと閉めなかったために、白いペンキで、とても派手に汚してしまったのです。その時は、ショックで私の頭の中も真っ白でした...
ユミコ・ショック!(自業自得だべ)
やらかしちまった!泣いた…。(ホント、自業自得)
しかし、しばらくして、転んでもタダでは起きない気持ちが芽生えました。
傷モノにした本をいかに、甦らせるか。いかに、自分にとって汚した以上に、価値を見出せるか…。そう思うようになりました。だから、私は思いついたのです。
それは、何かは、次号で続きを書きます。
では、また。よろしくお願いします。